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内面から美しく 食と心から始めよう



不思議に思ったことはないだろうか?お化粧をしなくとも美しい、お肌もツルツルで輝いている人がいるのなぜ?お肌のお手入れ法も自分と大して違わないのに、その差は天と地ほどの差だ。肌のきれいない人にその理由を聞いてみると、「たくさん水を飲んでいる」とか「よく寝ているせいじゃないかしら」などと言う答えが返ってくるが…実際は食事と休息が主な要素となっている。自分の肌がニキビなどなければ、コンシーラーを載せて肌の凹凸をならす必要もないし、目の周りのクマを隠す必要もない。外観の化粧で美しいのではなく、内面から美しい方が良いのではないか?化粧をせずとも、美しい、化粧をするとより美しくなる、というほうが。


ドライ肌なのにニキビが多い それなら食事を変えて見てはどうだろう


人間の肌とニキビは、身体に必要な栄養で何が少なくて何を摂りすぎているのかを教えてくれる。ニキビの出ている人が医師の診察を受けると、ホルモンが不十分だとして、ホルモンバランスを調整する薬を医師に処方される。ドライ肌の人は、水を飲む量が少な過ぎるのかもしれないし、アボカドやサーモンのような良質の脂質を摂って肌に潤いを持たせるるべきなのかもしれない。オイリー肌やニキビ肌の人は、砂糖の摂り過ぎを疑った方がよいかもしれない。ほんのわずかな糖質を摂っただけで、インシュリンの量を調整しなければならず、脂肪腺の働きを刺激してニキビが出来てしまうという人もいる。しかし、糖質を摂っていないという人の場合には、牛乳や揚げ物など悪性の脂質を含む食物を疑うべきかもしれない。



健康的な美しさとは、セルライトはあってはならないが、決して痩せていなければならない訳ではない


多くの人が痩せたい、そうすれば綺麗になれるし、顔立ちもスッキリする。いろんな服を着てオシャレを楽しむことだってできる。しかし、実際はやつれて、セルライトが残ったままだ。身体は痩せてもセルライトが無くならないのはなぜなのだろうか。オレンジ色の肌は、脂肪を皮下組織に蓄積した肌なのだ。これによって、減量をしても、脂肪を減らすのではなく、筋肉を落としているというのが実情だ。では、どうすれば脂肪が落とせるのだろうか…。そう、減量ではなく、選んで食べることが重要なのだ。糖質を含む食品や加工食品を避けるべきだ。なぜなら、これらの食品には、汚染物質が含まれていることが多いからだ。アルコールを控え、運動をして、体内に蓄積した脂肪を燃焼しよう。


肌が美しく、爪も良い状態であれば、ビタミン剤など要らないかもしれない


自然のもの、汚染物質の含まれていない有機素材のものを食べる。不要な加工を減らすということによって、ビタミンやミネラルといった栄養素を身体に十分吸収することができる。一方、現代において加工食品やインスタント食品、化学物質の混在した野菜を食べると、我々の身体は、栄養素の吸収が不十分になり、その限られた栄養素を身体の重要な部分に優先的に送ってしまうため、爪や髪の毛に栄養が十分に行き届かず、爪が欠けたり、髪の毛が丈夫でなくなってしまったりすることになるのだ。


良いスタイルにも、いろいろな種類がある


スタイルが良い、というと、痩せていてお腹周りがペタンコな女性のことを思いだす人が多いだろう。痩せていなくても、筋肉質で、シックスパックが割れているような女性を思う人もいるだろうし、お尻が大きく、しっかりと筋肉のついた女性のことを思う人もいるだろう。これらすべて、間違いや正しいということではないのだ。スタイルが良い、と一言で言っても、人それぞれとらえている意味合いは異なる。外国人から見たら、さして美人ではないと感じるかもしれないものもあるだろう。それぞれの国で、美しさの意味も異なっている。それと同じように、女性のスタイルも、国によって価値が同じではないのだ。さらに、実際には、スタイルも顔も、人それぞれ皆異なっている。同じものを持つ人は一人としていないのだ。それこそが、全ての人が特別で、他の誰ともひあっくすることが出来ないものとしているのだ。我々のは、他人より良いスタイルを持ち合わせる人などおらず、他人より健康的なスタイルを持ち合わせる人しかいないのだ。標準体重の範囲内で、血糖値も正常であれば、それで健康的なスタイルなのだ。しかし、もっと良くしたい、というのであれば、自分の中の何を増やすべきか、減らすべきかを確認して、それに取り組まなければならない。


見方を変えて、ありのままを受け入れ、自然について理解し、王道を歩こう


「ストレスが無くなると、明るく見える」。人は、ありのままを受け入れるようになると、それによって美しさを増すことが出来ることがある。ほんの少し、見方を変えてみよう。それによって自分の気分が良くなり、明るさのオーラがよりよく自分を見せてくれるかもしれない。


ストレスがあると、眠れなくなったり、睡眠の質が悪くなったりする。我々の身体にとって、コルチゾールホルモンやストレスホルモンが非常に重要な要因となり、眠れなくてやつれたり、ストレス性のニキビが出来たり、体重が増えてしまったり、様々なことを引き起こす。ありのままを受け入れ、ストレスを溜めない努力をすることで、自然の光が見え、ぐっすりと良く眠れるようになり、ストレスで太ってしまったのも改善できるようになる。


自然を理解するということは、人生をちょうど良く生きる上での答えだと思う。我々の身体が何を欲しているのか、調べて理解してみよう。何か多すぎているのであればそれを減らし、少ないものは補う。食べ物を食べれば、お腹が膨らむ。そしてまた時間の経過とともに少しずつ平に戻っていく。これは自然な事だ。女性は、女性ホルモンによって、月経が近づくと、感情がイライラしたり、少し太ったりすることもある。誰にとってもあることなのだ。月経が終われば、体重も元に戻る。身体の自然を理解すれば、自分の身体についても理解できるようになるのだ。


身体の欲するもの、汚染物質の無い有機素材由来の製品を正しく選んで食べるということと、健康であるということ。これによって、美しくなれるだけでなく、明るさのオーラも増える。ただ単に美しいのではなく、幸せで健康的なオーラのある女性になれるのだ。どんな食物が身体に相応しいのか、ぜひ試してみて欲しい。



 

ライター

クリスタ・プラシットサック

フリーモデル



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