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遊園地 楽しい庭。



「遊園地」と言えば、音楽やパレードを伴った、大型のアトラクションを思い起こす方が多いだろう。しかし、私の意味する遊園地とは、木々や花々、草や野菜、鳥、蒸し、日の光や風、そして我々自身が活き活きとしていることを指す。熊手や草取り鎌、草刈り機等の各種道具によって手入れされ、庭で生まれ、育ち、消えていく。


「自分で自分の庭を手入れする」ことは、私の確固たる意志によるものだ。確固たる意志、という表現をしたのは、強い日差しを受け、重労働をしなければならないからだ。


母が料理をするのに葱を買ってくると、数日も立たないうちに、野菜入れの箱の中で腐ってしまっていた。他のどの野菜よりも臭いにおいを放っていた。そこで、うちには土地もあるのだから、一部を冷蔵庫代わりに使えないだろうか、と考えた。手始めに、母が市場で買ってきた葱の根っこを、他の植木鉢のすみに挿してみた。時間が経ち、スープに入れて使えるほどに成長した。では次はセロリで試してみよう。あら、これも同じように育つ。じゃあ本格的に、とヨモギやバジル、レモングラスやミント、あれこれ試してみた。それぞれ一定の知識を得たところで、広い地植えにしてみることにした。楽しさはさらに倍増した。遊園地…もっと楽しいところになった。鶏という名の生物を持つことにしたからだ。



私は、最も新鮮でオーガニックである卵が欲しかったので、鶏を飼うことにした。鶏のお尻から生まれたその日にその卵を食べるという。毎日ワクワクして多くのことを学ぶことが出来た5か月間であった。小さなひよこがやがて親鳥となり、初めての卵を産んだ。外部の店で購入したひよこを育てることから始めたわけだが、これらの動物は、自然の生きる力が備わっているわけではなかった。メリットとしては、大きな卵を頻繁に産んでくれるということであった。とは言え、病気になれば薬をやらなければならず、鶏の世話に翻弄されて困り果ててしまうこともあった。そこで、新たなプランを考えた。近所から雌の地鶏を分けてもらい、先輩にもらった西洋種の卵をその雌の地鶏に温めさせた。すると21日経過した後、可愛い西洋人の子どものような顔をしたひよこがタイ人の母鶏の元に生まれたのだ。卵から生まれて1日経過すると、雌鳥はひよこを巣から連れ出して地面から自然の餌を探して食べていた。1週間も経つ頃には、出自が異なる動物であるにもかかわらず逞しく生きている姿を目にすることが出来た。2か月後、ワクチンを使わずとも健康にしており、3か月後、ハーブ類を与える必要が無いほど成長していた。4か月でほぼ大人の鶏と同じくらいまで成長し、5か月目には初めての卵を産んでくれた。中には立派なトサカが生えてきて、「コケコッコー!」と夜明け、昼前、午後、夕方、そして夜中の2時に鳴くものもいた。


ひよこを産ませたいという近所の人に鶏を譲って、代わりに餌となるもみ殻をもらったこともあった。雄鶏も可愛さだけでなくて、鶏糞を毎日提供してくれるし、雄鶏がいるおかげで子どもも増えて行った。



鶏糞を集めて野菜を栽培しよう


鶏の寝床の下部にハンモックのように蚊帳の網を貼って置いた。鶏は毎日同じ場所で眠り、同じ場所で糞をする。この網が鶏糞を集めるのに役立ち、乾燥させるのにも良いため、堆肥にするため鶏糞を集める仕事も嫌にならずにすることが出来る。堆肥には、分解されるあらゆるものを混ぜ込む。秘訣は、鶏糞や生ごみ等の湿ったものと、木の枝や葉、紙くず等の乾いたものを交互に重ね合わせることだ。臭いが気になるなら、毎回、乾いた葉で蓋をすればよいが、3か月ほど、常に堆肥の湿り気が保たれているかどうか、定期的にチェックしなければならない。残飯が乾いた枝や葉が分解され「ヒューマス」となるのを助けてくれる。これこそ、堆肥の前に使い始めることが出来、有機農業の畑で作物が成長する上で重要なものとなる。堆肥の上部と周囲の表面は、湿り気が失われるため、分解されるのがより遅くなるが、掘り起こしたら新しい堆肥の部分と混ぜ合わせれば問題ない。


堆肥を使って野菜の畑を作ろう


使える状態になった堆肥は、土と同じような状態をしている。篩にかけて、分解されていない部分を避けて、野菜を植えようとしている地面の上から撒いていく。鍬で堆肥を土と混ぜ合わせ、地面に対して30~45度の角度で畝を立て、堆肥と空気が触れるようにする。畑全体をこうすることで、大きな土の塊が小さくなる。土が乾いて来たら、少し水を含ませよう。ホースの先を潰して、水の粒を雨水のように小さくして。そして2回目の堆肥を土に混ぜ合わせる。段々と土が柔らかくなってきているのが見て取れる。それほど時間をかけずに小さいながらも、一人で野菜作り用の畑を完成させた。土作りが出来たらすぐに、苗を植える。しかし、苗が強い日差しにやられないように、午後3時以降でなければならない。広東菜や空心菜、パクチー、カイラン菜等は直接土に種を撒くことが出来る。



鶏糞を集めて野菜を栽培しよう


鶏の寝床の下部にハンモックのように蚊帳の網を貼って置いた。鶏は毎日同じ場所で眠り、同じ場所で糞をする。この網が鶏糞を集めるのに役立ち、乾燥させるのにも良いため、堆肥にするため鶏糞を集める仕事も嫌にならずにすることが出来る。堆肥には、分解されるあらゆるものを混ぜ込む。秘訣は、鶏糞や生ごみ等の湿ったものと、木の枝や葉、紙くず等の乾いたものを交互に重ね合わせることだ。臭いが気になるなら、毎回、乾いた葉で蓋をすればよいが、3か月ほど、常に堆肥の湿り気が保たれているかどうか、定期的にチェックしなければならない。残飯が乾いた枝や葉が分解され「ヒューマス」となるのを助けてくれる。これこそ、堆肥の前に使い始めることが出来、有機農業の畑で作物が成長する上で重要なものとなる。堆肥の上部と周囲の表面は、湿り気が失われるため、分解されるのがより遅くなるが、掘り起こしたら新しい堆肥の部分と混ぜ合わせれば問題ない。


堆肥を使って野菜の畑を作ろう


使える状態になった堆肥は、土と同じような状態をしている。篩にかけて、分解されていない部分を避けて、野菜を植えようとしている地面の上から撒いていく。鍬で堆肥を土と混ぜ合わせ、地面に対して30~45度の角度で畝を立て、堆肥と空気が触れるようにする。畑全体をこうすることで、大きな土の塊が小さくなる。土が乾いて来たら、少し水を含ませよう。ホースの先を潰して、水の粒を雨水のように小さくして。そして2回目の堆肥を土に混ぜ合わせる。段々と土が柔らかくなってきているのが見て取れる。それほど時間をかけずに小さいながらも、一人で野菜作り用の畑を完成させた。土作りが出来たらすぐに、苗を植える。しかし、苗が強い日差しにやられないように、午後3時以降でなければならない。広東菜や空心菜、パクチー、カイラン菜等は直接土に種を撒くことが出来る。




いろいろな野菜を植えて草も育てよう


畑をやっていくうちに、「草」は有機農業の畑にとって役に立つものだと分かるようになった。野菜よりも早く草の方が成長するとは言え、小さな野菜のシッターとして、影を作って強い日差しから護ってくれる。草がさらに成長して、野菜への日光を遮るようになったら、引き抜く。そして畑の間に置いておけば、土中の微生物と死んだ草によって少しずつ分解され、また、土の乾燥を藁のように防いでもくれる。遠くまで藁を探しに行かずとも、抜いた草で代用できるのだ。



土地の植物を植えて明るくしよう


畑を始めてほどなく、キバナコスモスやマリーゴールド、ケイトウ、フウチョウソウ等の種を畑の周りに撒いておいた。これらの植物は成長が早く、背丈も高く、色とりどりの花も美しい。これを目掛けてさまざまな虫が集まってくる。雑草も生えてくるが、これらの植物の成長の方が早いため、光をさえぎられてしまい、雑草の成長も追いつかない。仮に野菜を植えた畑の領域で成長していたら、剪定するか、一部抜いて堆肥にするかすれば良い。野菜畑か花畑か分からなくなるくらい、それぞれ成長する。ここに植える地元の花は、バレンタインの時のバラにも負けず劣らず幸福感をもたらしてくれる。虫を誘い、畑にエコシステムを構築してくれる。




 


ライター

ナタカナーン・プリ―チャーボリスットクン(ヌン)

農家

安全食品生産者

ナチュラルシャンプー・石鹸生産者

自給自足分野講師

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