日本に来られたことのある方でスーパーマーケットや道路脇の直売所に立ち寄ったことがあるなら、陳列棚に地域の品物が販売されているのをご覧になったことがあるだろう。中には、生産者の写真が棚に張り付けてあるところもある。私はそれを見て、なぜ生産農家の写真を付けなければならないのだろう、と疑問に思ったものだ。我々消費者が興味があるのは、生産者の顔より商品や価格の方なのに?
日本人の友達が、日本の小規模農家の多くは、毎年良い収穫を得られるよう、それぞれ独自の農業のやり方を以て、自分の野菜や果物、米作りといった農業に情熱を注いでいると教えてくれた。大規模農家であれば、資金も豊富で、様々な技術を導入して品種改良をするなど、名を成すこともできるが、小規模農家は、新聞やテレビ等の宣伝媒体に広告を打つような資金を持ち合わせてはいない。
従って、小規模農業も、消費者に信頼性をアピールし、コミュニケーションを取る方法を考えだした。自分たちが育てた農産物は、有機農法によるもので、安心し消費してもらえるものだ、ということを、自分自身の写真を添えて消費者に訴える。農家が心を込めて育てて収穫したものだと。日本社会においては、個人を露出するということは、あまり見られないことだと言えるかもしれない。日本人は恥ずかしがり屋でもあり、また、個の領域を大切にする人たちでもあるため、メディアに出て行ったり人と関わり合うことをあまり好まないからだ。日本人の写真を撮る際に、予め了承を得る必要があり、当人が容認できないとなった場合、法的に罰せられることもあることからも、このことが想像できるだろう。。
日本人の友達が、日本の小規模農家の多くは、毎年良い収穫を得られるよう、それぞれ独自の農業のやり方を以て、自分の野菜や果物、米作りといった農業に情熱を注いでいると教えてくれた。大規模農家であれば、資金も豊富で、様々な技術を導入して品種改良をするなど、名を成すこともできるが、小規模農家は、新聞やテレビ等の宣伝媒体に広告を打つような資金を持ち合わせてはいない。
従って、小規模農業も、消費者に信頼性をアピールし、コミュニケーションを取る方法を考えだした。自分たちが育てた農産物は、有機農法によるもので、安心し消費してもらえるものだ、ということを、自分自身の写真を添えて消費者に訴える。農家が心を込めて育てて収穫したものだと。日本社会においては、個人を露出するということは、あまり見られないことだと言えるかもしれない。日本人は恥ずかしがり屋でもあり、また、個の領域を大切にする人たちでもあるため、メディアに出て行ったり人と関わり合うことをあまり好まないからだ。日本人の写真を撮る際に、予め了承を得る必要があり、当人が容認できないとなった場合、法的に罰せられることもあることからも、このことが想像できるだろう。
ライター
ウボンティップ・セートサッコー
TKLS埼玉の元気な女の子・ウェブサイト 「日本のことなら何でもお話します」オーナー
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