私が日本で主婦をしなければならなくなった時
外国で生活するということは容易なことではないが、二人とも自分の国ではないため難しいことも無い。むしろ慣れていない、ということだろう。しかし、日本人から学びを始めるということは難しいことではない。日本語力はゼロだったが、なんとか生きていくためにチャレンジした。当初、...
外国で生活するということは容易なことではないが、二人とも自分の国ではないため難しいことも無い。むしろ慣れていない、ということだろう。しかし、日本人から学びを始めるということは難しいことではない。日本語力はゼロだったが、なんとか生きていくためにチャレンジした。当初、...
最近のニュースで繰り返し報じられていたアマゾンの森林火災のニュースは、報道においては、東北タイの洪水やその他のニュースにより、既に鎮火されてしまったようだ。ニュースでは報じられなくなっても(実際に鎮火したからなのだ、と願いたいところだが)、焼け焦げになってしまった大量の動物の死体
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自分自身、なぜこのような、今のような人生を送っているのか、常に振り返って考えている。自分を構成しているものとは何なのだろうか。自分が思い描いていた形での幸せをみつけるために、人生の変革期に来たときに、どう人生を送ったら良いのだろうか、と考えるのはごく自然なことだろう。次の段階とし
イスタンブールは、トルコの主要な港町であり、アジア大陸とヨーロッパ大陸両方にまたがっている。古くからの文化が息づく美しさ、キリスト教の教会を改造した巨大なモスク等の建築物、様々な商品が取り揃えられた市場、話好きな人々…これらは世界各地の人々の心を掴み、実際にイスタンブールを訪れそ
...つい最近の話だが、あることがきっかけで、スクンビット国に少しの間滞在しなければならなくなった。スクンビットを「国」と呼ぶのは、何も間違ったことではない。というのも、このスクンビットという地域には、多くの文化や料理、品物の選び方を反映する考え方があるからだ。外国に行かずとも、
ある16歳の女の子が、自身は健常だとする人物から、自閉症だと診断された。彼女が普通の人と大いに異なっている理由となっている病気。そう、スウェーデン人の環境問題活動家として活躍しているグレタ・サンバークさんだ。彼女は、地球の環境変動について国連でスピーチをした際に、世界各国のリーダ
ここまでで消費者と仲買人について触れて来たが、取り上げないわけにいかないのが、ドラマOPEN MIND PROJECTのBELIEVEの回の農家の人々だ。若い男女の恋の話ではなく、農業を営む農家の温かい愛情に焦点を当てる。LOSTの回でカメラマンを演じたナット・キッジャリット演じ
ここまでで消費者と仲買人について触れて来たが、取り上げないわけにいかないのが、ドラマOPEN MIND PROJECTのBELIEVEの回の農家の人々だ。若い男女の恋の話ではなく、農業を営む農家の温かい愛情に焦点を当てる。LOSTの回でカメラマンを演じたナット・キッジャリット..
2,3か月前に遡ること、タイ的なドラマシリーズを見るのが好きな人なら、OPEN MIND PROJECTの名前を聞いたことがあるだろう。このOPEN MINDシリーズは、プロジェクトの名前のストーリーが目指すものは、「心を開く」こと。消費者が心を開き、生産農家が心を開き...
2,3か月前に遡ること、タイ的なドラマシリーズを見るのが好きな人なら、OPEN MIND PROJECTの名前を聞いたことがあるだろう。このOPEN MINDシリーズは、プロジェクトの名前のストーリーが目指すものは、「心を開く」こと。消費者が心を開き、生産農家が心を開き、...
家族と一緒に海辺に出かけて、美味しいシーフード料理に舌鼓を打つ…その度に疑問があふれてくる。それは料理の味が落ちたせいではない。注文した料理の味は変わらぬ美味しさだ。サービスが悪くなったせいでもない。従業員たちは笑顔でサービスを提供してくれている。では、なぜ疑問が湧いてくるのか。
市場に行ったら、あなたは何が見えるだろうか。商人たちの姿が目に入ったとすれば、それは今も一般的に見られるものだろう。しかし、市場が我々にとってお金よりも多くのものをシェアし、出会わせてくれる場でもある、と考える人はいるだろうか。私にとって、ここは大家族。味を調える人、植える人、作
市場に行ったら、あなたは何が見えるだろうか。商人たちの姿が目に入ったとすれば、それは今も一般的に見られるものだろう。しかし、市場が我々にとってお金よりも多くのものをシェアし、出会わせてくれる場でもある、と考える人はいるだろうか。私にとって、ここは大家族。味を調える人...
湯布院では素材で何を作っているのだろうか… このコラムは、料理のレビューではない。素材の加工において、付加価値を高めたり、資源の管理をする上で、インスピレーションを感じてもらいたいと思う。そして湯布院に来たら、一度はこの地の素材を食べて見て欲しい。...
「地産地商 満ち足りた仕事」前回では概要についてお話したが、今回は、我々同様10年という年月をかけて仕事をしてきた人の夢について触れたい。そう、「満ち足りた仕事」というタイトルの通りだ。この町の人々の仕事は、主に3つだ。すなわち、農業、商店、宿泊施設だ。シンプルな生活を営む...
九州は、日本の南に位置し、非常に広い範囲で農業が行われている場所だ。日本全体を見渡しても、消費目的から商業的目的まで、広く農業が行われている。しかしながら、今日は、消費や商業的目的の農業からエコツーリズム農業へと変身させた「湯布院」という町の話を紹介したい。
もう何年も前に、良質の素材を探し求める多くのシェフにに出会う機会があった。素材の味を最大限に活かすシェフの歓びとは、自分のオリジナルレシピを探すための化学実験と同じようなもの。シェフ達は皆、素材の味を大切にすること、そして食べる人が最も安全であるということを意識している
私も新世代農家のひとりとして、有機農業に勤しんでいる。SNS上で友達と知り合い、会話を交わしてきた。ネットワークの友達の畑の素材で作った料理の出所を学ぶ活動をしたりしながら、親交を深め、収穫後にはフェイスブックメッセンジャーを通して収穫物の売買をすることが出来るようになった。
自分で何か料理して食べようとするなら、「新鮮なもの」をどこに買い求めに行くだろうか?長期休みに入ると朝早起きをして、母と一緒に籠を持って市場に出かけた子どもの頃を思い出す。母の後をついて歩き、おかずの入った籠を持つのを手伝う。祖母から受け継いだものだ。